今回は、THE NORTH FACE(ノースフェイス)の大人気のダウンジャケットの『バルトロライトジャケット』を5年間着用してみての劣化しやすい部分についてご紹介させて頂きます。
ここ数年で、入手が難しくなっている程の、人気のダウンジャケットですが、友人が2015年秋冬モデル(ND91510)のバルトロライトジャケットを着用しており、劣化している部分がありましたので、写真と共にご紹介させて頂きます。
※着用頻度は、冬の時期はほとんどアウターとして着用していたそうなので5年間の中でもかなり多い方だと思います。
【バルトロ 5年着用した劣化部分について】
紹介するバルトロの詳細
【バルトロライトジャケット/ND91510/コズミックブルー(CM)】
こちらが、友人が着用している2015年秋冬モデルのバルトロライトジャケットです。
商品型番は、ND91510。
カラーは、コズミックブルー(CM)です。
【生地は『WINDSTOPPER®︎』】
2015年モデルまでのバルトロライトジャケットは、『WINDSTOPPER®︎』でした!
2016年〜2018年までが、『GORE WINDSTOPPER®︎』
2019年モデルは、『GORE-TEX INFINIUM®︎』になっています。
【劣化しやすい部分】
『マジックテープ』
フロントジップの上のフラップ部分のマジックテープは、上記の写真の様に生地から剥がれてしまっています。
ここは生地に接着してるので、脱ぐ時に勢いよく剥がすのではなく、衝撃を加えないように優しくマジックテープを剥がすと劣化を抑えられると思います。
また、表面はこのようになっており端からほつれてしまっています。
場所によって差はありますが、赤矢印の部分はほとんど接着できなくなっています。
また、マジックテープの固い方の部分は、バルトロライトジャケットだけではないですが、ゴミなどがくっついてしまいます。
こちらは、ガムテープや爪楊枝で取り除くことができますので気になってきましたら掃除をしてあげるといいと思います。
『ダウンが抜ける』
どうしてもダウンジャケットは縫い目の部分から、ダウンが抜けてしまいます。
5年間着用している中で、このように抜けてしまうこ事が多くあったみたいですので、友人曰く5年前よりもダウンの量が減ってきているそうです。
このようにダウンが飛び出てて抜いてしまうと、ダウンの量が減るのはもちろん、縫い目が広がってさらにダウンが出てきやすくなってきてしまいますので、抜くのではなく、戻してあげましょう。
『生地が破れる』
袖口の部分が、小さくですが破れてしまっています。
バルトロライトジャケットは、軽くて暖かく着心地が良いのが魅力ですが、その分30デニールの生地を使用しており、柔らかいので強度はあまりないです。
袖はどうしても擦れてしまう事が多い部分ですので、長年の擦れのダメージで破れてしまいます。なかなか難しいですが、出来るだけ擦れないように意識して着用しましょう。
また、鋭利な物に擦ってしまうと経年劣化ではなく破れてしまう可能性がありますので、着用の際は十分に気をつけてみてください!
【撥水機能が低下する】
先日、新潟は雪がかなり降っていました。
3分歩くとこのように服に雪が積もってきましたが、この雪がだんだんと生地に染み込んでしまっていました。
バルトロは防水ではなく、耐久撥水ですので長年着用するとそうしても撥水機能は低下してしまいます。
以上の点が、友人が持っているバルトロライトジャケットを5年間着用してみての劣化が目立った部分のご紹介です。
せっかく入手できた人は、安い物でもないので長く着用したいですよね…
ご紹介させて頂いた点を意識していただくと、長く着用できると思いますので、ぜひお持ちの方はご参考にしてみてください。
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